表裏源内蛙合戦@シアターコクーン

箇条書きにて取り急ぎ。
・4時間10分はどう考えても長い。
・そのため腰が痛かった。
・ありがち演出と思いつつオープニングには驚いた。
・想定以上にエログロ多数でいろんな意味でお腹いっぱい。
・でも主演二人がカッコ良かったから許す。
・お初の上川さんは流石。最初のベイビー状態とシンクロ動きがツボでした。ラストの狂気はゾクっとしましたよ。
篠原ともえキレイ。高岡沙紀さんもっと綺麗。(カタカナと漢字の違いを感じていただければ)
<以下勝村さん詳細>
・最前列の人と会話してた。
・歌がいっぱい。そして意外と上手い。
・2幕頭の講談調長台詞は超絶にシビれた。しかも一度も噛まなかったし。
・「裏」だから「表」を冷静に眺めてる絵が多い。そういう時の立ち姿がたまんない。
・時々一気に「表」に切り込んでいく時の凄みもたまんない。
・腑分けの時の上川さんとはまた違う色気がたまんない。
・っていうかこれ「裏」が主役なんじゃないの?というくらい素晴らしかったっす。


「表」と「裏」とありましたが、線引きがしっかりなされているということでもなく、というよりも最初は一線を画していたけど野心が芽生えるにつれて距離が近づいてきて、限りなくシンクロに近い状態になりつつもやっぱり相容れない部分があってかといって袂を分かつこともできなくて……そんな思いの丈がラストの「裏」の一言なんじゃないかという解釈になりましたがいかがでしょうか(笑)。源内の人生はある程度知っていましたが、こういう葛藤があったとすれば破天荒な生き方も納得できるような気がしました。
勝村さんの立ち姿が頭から離れません(笑)。ああなんてカッコいいんでしょ。安住さんに骨抜きにされてる場合じゃないですね(なんて言いながら帰宅後ビデオを見たダメ人間)。そんな「表裏源内蛙合戦」、1月12日にWOWOWでやるらしいっす。何とかして録画確保しなくては!!