1+1は2にならない。

議会に予算とめんどくさいことが続いているこの秋、係長とYさんは断続的に死んでます(泣)。
決してマズイことはしていないんだけど、傍で見てても細かいところで止まってしまったりよく分かんないところで悩んでしまったり、そうこうしてるうちに課長からツッコまれて揉めて……という悪循環ここに極まれりな状態。
確かにうちの仕事はヤクザな商売なのですが(前にも書きましたけど)、おそらく係長とYさんがしんどい状況になるのは、2人の性格上、「1+1=2」にならないと納得ができなくて、そこで止まってしまうんではなかろうかと想像しております。
事業系は諸々のしがらみなんかに縛られて、1+1が2にならないことばっかりです。事業屋がなすべきことは、「1+1がどうして2にならないかを検証する」ことではなくて、「1+1をどこまで2に近づけられるか」だと思うのです。
金曜も、係長はアルバイトさんと外に現況確認に行ったのですが、最初にある建造物(まあ道案内の看板みたいなもんです)が1個見当たらない(別の課の都合で少し離れたところに移ってて……という話を私は聞いてたんですが)ということで1時間探し続けたらしい……その先40近くあるうちの1つなのに。私なら見切りつけてすっ飛ばしちゃうけどなあ。
予算でも、とある事業を来年度新規に行おうと考えているのですが、まあやりようによってはゼロ予算でもできる事業なので、仮に予算がつかなくてもこのタイミングで必要性があるからやらなきゃいけないよね……といった雰囲気になってはいるのですが、どうも係長は納得がいかないようで(汗)。「そもそもやる必要があるのか」「そもそも行政がやるべきなのか」ってところで悩んでしまっているようです(泣)。いや、その感覚は今の時代では素晴らしいことだと思うのですが(事業仕分けの感覚ですから)、予算を取るからには「絶対に必要なんだ」という自信を持って臨んでいかないとマズイと思うのですよ。だから係長がいない時に課長に「仮に予算がつかなくても何らかの形でやるんだ、っていう意志の共有が必要だと思います」と言ったわけなのですが。って何でこんなこと俺が心配せなあかんねん。
そんなこんなで週明けからは予算の打合せが始まります。憂うつだなこんちきしょう。