消化不良になりそうなくらい阿部サダヲ。

舞妓Haaaan!!!」観てきましたよ。
阿部サダヲさん初めて観たのは「朧の森〜」でその時は面白いと同時にキレもあって凄みのある役者さんだな〜と普通に感心したんだけど、今回はそういうの一切なくただ「アホやな〜」と(笑)。テンション高えしテンション高えしテンション……こればっかかい。学ラン姿とかブリーフ姿とかある意味決まりすぎてて笑い死ぬかと思いました。でも、もしかしたら日本アカデミー賞にノミネートとかされちゃうかもしれない。そんくらいこの映画は阿部サダヲなくしては成立しないっすね。ま、当て書きだからね……。ラストのグループ魂の歌も含め、1年分の阿部サダヲを補給できました、ごちそうさまです(笑)。
柴咲コウツンデレな感じがハマってたし、見せ場もあったしよかったかと。堤真一さんは……あんだけ芸の幅が広い俳優も珍しいんじゃないかな。今回はとことんアホキャラ(終盤はそれだけじゃないんだけど)で魅せてくれました。脇役もムダに豪華&卑怯すぎてやられました。オープニングのバナナマン日村とか北村一輝とかどんだけ卑怯なのかと(笑)。生瀬さんの髪型も卑怯なんだけど「サラリーマンNEO」の影響か一切違和感感じなかったという(爆)。木場勝巳さん野口かおるさんあたりもおいしい役だったな〜。そして真矢みきさんのキレイさと植木等さんラストシーンに泣けた。
日本文化もこれだけバカっぽく料理されちゃうと気持ちいいね。とにかく何も考えずに楽しめた映画でございました。