ひたすら飲んだくれ第2日

チェックアウトして他の人たちと別れて電車に飛び乗って一路新宿へ。友人&友人の友人(初対面)と表参道ヒルズの「はせがわ酒店(立ち飲みスペースがあるのです)」で合流、そのまま酒盛り(笑)。ええっと、まだ午後1時前なんですけど……なんて悩むスキさえ与えてくれない美味い日本酒に美味いつまみ。「鯛わたの塩辛」なんて、美味しくないわけがないじゃない!イカの塩辛より濃厚だけど酒盗ほどクセはない。日本酒ももちろんだけど炊き立てご飯にも合うに違いない……ということで当然お買い上げ。さっき(29日夜)食べたけどこれと白飯だけで1週間生きていけるよ確実に。ああ美味しかった。ついでにロゼワインみたいな微発泡日本酒も買ってみた。これを飲むのはいつの日やら(信じてくれなくてもいいですがわたしは家じゃ滅多に飲みません)。
えらいハイテンションで隣のジェラート屋に入って「シオキャラメル」なるアイスを注文。しょっぱいのにキャラメル!という、何の説明にもなってない感想だけで申し訳ない、けどホントにそうだったのよ、という味でした。おいしゅうございました。そしてそれから恵比寿に移動して軽く道に迷いつつなぜかシャンパンカフェに行ってお高めのシャンパンとチーズ盛り合わせを味わいました。ああ何だかセレブな気分。これだけ散々楽しんで夜のシメがNODAMAP「ロープ」最前列ってこりゃできすぎでしょ。そして舞台は言うに及ばずですが凄かったっす。卑怯なやり方と思いつつもやっぱりその日その時の勢いって大事だし、というわけで以下mixiの感想を少し転載。
あんだけ手垢のついた、見せ方によっては石投げられそうなテーマを、ああいう形で、しかもこれ以上ないという説得力をもって見せ付けた野田秀樹という人物の才能に感嘆しました。日本の現代演劇語るなら、まずこの人から語らずして何とする、と改めて思いました。もうラスト20分とか、息するのも忘れそうだったし。
引用おしまい。確かに、「なぜ今このテーマ?」という気もするんだけど、同時に「今だからこのテーマなのかな」という気も。普遍的なテーマをプロレスという不思議な切り口から語り始めて、じゃあ変化球のままなのかと思いきやラストはびっくりするほどの真っ向勝負で、言葉の力だけで観客をめった刺しにしてしまうあの感じ。あれは生の舞台じゃなきゃ味わえないですよ。
野田さん、実際はあんなにちっちゃいおじさんなのに(←失礼)、物凄い人なのですね、ホントに。
近々、「映像の世紀」を見直してみたいと思います。また違った見方ができるような気がするので。