「その河をこえて、五月」

観てきました。
小須田さん……あなたは本当に今年44歳な方なのですか?役設定がおそらく30ちょいすぎ、全く違和感なかったです……。衣装の影響も大きいのだろうけど。そして彼女とラブラブ……ちきしょう、羨ましいぜ!(←どっちがだよ)
<以下追記>
平田オリザ氏の作品は「同時多発会話劇」である。……これくらいの前情報しかありませんでした。パンフで軽くあらすじは確認したけど。
場面転換一切なし、誰かしら舞台にいる状態で、ピクニックにやってきた日韓の人々の交流を描く……と、言葉にするとあっさりなんだけど、この芝居、かなり凄い。なんたって「同時多発会話」だから常に誰かと誰かがしゃべってて、その隣では別の誰かと誰かがしゃべってる、そのくり返し。その中に日韓関係の微妙な問題とか、日本や韓国の社会世相とかが浮き彫りになってきて、いろいろ考えさせられてしまう。しかし笑いを取るのも忘れない。……これだけの完成度の舞台を言葉の違う二つの国の人たちで作ったっていうんだから、見事としか言いようがないです。
会話が二重三重に展開することも多々あり、なおかつ字幕も追ってるもんだから、キャッチできなかったセリフもちらほら……正直、もっぺん行きたいです。小須田さん見たいのももちろんだけど、いろいろ思うところも多いので。