キャラの認知。

この日記をずっとお読みになっている皆様ならご存知のことと思いますが、わたしは自他ともに認める「ツッコミキャラ」でございます。無意識のうちに人のボケを拾ってしまうという悲しい性の持ち主です。
ただ、就職してからはそのキャラもなりをひそめておりました。そんないきなり先輩や上司相手にツッコミなんてできませんからねえ(笑)。対同期はいざ知らず、職場でのわたしは「ネコかぶってる!」と思われても致し方ない状態でございました。
が、飲み会やソフトボール大会を経て、少しずつわたしの化けの皮がはがれてきました(爆)。
それに真っ先に気づいたみたいなのが研修担当さん(これからガンガン名前出てくることが予想されるので、仮にFさんとします)。今日の会議、一緒に参加してわたしたち2人だけ先に戻ることになってたんです。荷物を片付けてたら、Fさんの持ってきた電卓になぜか小学校名の入ったシールが。そしたらFさんが、「これは自分ので、別にパクったりしたわけじゃないからね」と言ってきたので「(そんなこと思ってないから)大丈夫です!」と返したんです。するとそのシールの下にさらに別の課のシールが貼ってあって、「これも別に……」と言い始めました。俗に言う「天丼」ですね(笑)。さすがに「もういいです〜!!」と強めにつっこんでしまいました。帰ってからもなんていうかその、オヤジギャクのオンパレードでして(笑)。新しい電話機の子機を持って「これリモコン?」とか、試しFAX(黄色い紙をFAX送信)やった後受信した紙を見て「あれ、黄色い紙を送ったはずなのにな〜」とか。その都度「違いますから」とか「そこまではさすがに……」とか返してたら、わたしのツッコミがお気に召したようで。「反応が早いからボケがいがある」なんて言ってました。……これ、ちょっとキツイポジションに置かれたか?
それにしても、Fさんがギャグ言い始めたのが今でほんと〜に良かった。もっと早い局面で出されてたら、「オヤジギャグ嫌だ……」と拒否反応ばかり出たことでしょう。ツッコミはボケを愛していないとできませんからね。ほどほどになら、出来うる限り愛のあるツッコミをしていきたいと思っております。
ちなみに、わたしはツッコミ仕様であると同時にどこかネジが抜けてる「天然キャラ」でもあると思っているのですが(笑)、そのキャラも作動してしまいましたよ。FAXのね、インクリボンを黒いビニールとカン違いして、思いっきり引っ張ってしまいました……(大汗)。そ知らぬ顔して直しましたけど、本気で焦りましたよ。ああ恥ずかしかった。
そんなわけで、仕事も人間関係も次第に面白くなってきました。正直、ホッとしてます。