さくら さくら

安住さんのラジオで桜の話が出てました。
 世の中に たえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし
という和歌を紹介して、品詞分解して解説してました(笑)。
「せば〜まし」は反実仮想(英語でいうとこの仮定法)なので、
世の中に桜がなかったら、春の心はのどかなものだったろうに
といった意味になります。
これは、桜が非常に美しく、昔の人の心をかき乱すような存在だったからだろう……と安住さんは分析してました。
私は別の意味でこの和歌が非常にぐっときます(笑)。
桜の見ごろが長く続いてるのはいいんですが、人は多いし問い合わせも多いし、他の課は何万人お客が来たかとか聞いてくるし……
5年目の今年はとうとう「早く桜散っちまえばいいのに」と思いました(汗)。
まあ、綺麗は綺麗なんですけど。純粋に綺麗と思える環境がほしいです。