舞台見て初めて泣きました。

……意外ですか?
これまで多くの舞台を見てきましたが、泣いたことって全くなかったんです。内容のせいというのもあるんでしょうが、きっと「これはお芝居、ホンモノじゃないから」という意識がどっかで働いていたんだと思います。
そんなわたしをしょっぱなから危ない状態に追い込み、結局ラスト近くにボロ泣き状態にしやがった(←攻撃的)舞台とは……
「おじいちゃんの夏」でございます。
いやあもうびっくりするくらい泣けました。小須田さん演じるおじいちゃんが孫娘に線香花火をやりながら訥々と語るシーンがもうハンパなくて。小須田さんの声と言葉がストレートに響いてしまい、なおかつその空間の醸し出す優しさにたまらなくなってしまいました。見ると隣の人も泣いてたし、結構泣いてた人は多かったよう。
初演のDVDや「止まれない12人」のDVDも買おうかなと思い始める始末。わたしを初めて泣かせた小須田さん、やはり侮りがたし……いや、元々侮ってなんかいないし超大好きなんですけど。ちなみにカテコの満面笑みで両手振りまくり状態に物凄い勢いで撃たれてしまったこともここに白状しておきましょう。おじいちゃんメイクなのに恐ろしく若々しく見えた点もやはり侮りがたし。
……まあ、泣いてしまった要因の一つに、このところの絶不調状態もあるとは思うのですが。悩めども悩めども答えは出ず(ほとんどが自分以外の問題なんだからそりゃ当たり前だ)、誰かに聞いてもらおうとするとまた新たな地雷を踏んでしまい……結構なスパイラル状態で仕事にまで悪影響を及ぼしそうな状況でございました。それでも、小須田さんのおかげでしばらくは耐えられるかな。寿司+舞台+買い物+チャゲアスのCD+カーペンターズ&サザンのテレビ番組という好きなものスペシャルコンボデザート付きでまた明日からがんばりますわ。さしあたっては明日の会議……まだ準備半分もできてないや(大汗)。どうしたもんかいな。