初歌舞伎でございます〜。

幕間弁当食べて焼きたて人形焼食べてアイス最中食べて……って食い物の話ばっかかい!!
何せ歌舞伎そのものが初めてなもんで、大したこと書けませんがちょこっとだけ。
「猿若江戸の初櫓」
楽しい演目でした。これが一発目だったことに感謝。
勘太郎さん(わたしの中では当分平助)の踊り、きびきびしててすごく良かった!……のだが、母親から言わせると「青い」と。そらわたしとタメな人に十八代目や高麗屋さんの「枯れ」を求めても無理だって。
俊寛
地味な話やな〜。というか昔なぜか「俊寛」の伝記マンガを読んだことがあったので、オチが読めていたわけですが。が、そんな地味な話でも見せ場を作る高麗屋松本幸四郎さん)の凄さは言わずもがなかと。船を見送るときの慟哭の演技は、ちょっと真似できませんぜ。
「口上」
「2004年」を「せんきゅうひゃく……」と言いそうになった富十郎さん(かな?)や次に自分が出る演目を忘れている仁左衛門さんに笑ってしまった。勘三郎さん、涙ぐんでました、多分。
「一條大蔵譚」
いよいよ真打登場。「作り阿呆」は細かいこと抜きで笑えます。へにゃあっとした表情とか動きに、ついつい目がいってしまうあたりは、さすが「華がある」という感じ。
中盤、キツくて落ちそうになりました……いえ、落ちましたが(大汗)、終盤勘三郎さんが再登場してからは、目が離せなかったもんなあ。個人的ヒットはドキュメントでも大活躍だった小山三さん。
ともあれ、いい経験させてもらいました。「中村屋!」とかの掛け声聞くとワクワクしますしねえ。願わくば、五月大歌舞伎の「野田版 研辰の討たれ」見たいかも。……幕見か?(笑)
帰りは下北の行きつけ(爆)の回転寿司で早めの夕食。その後お茶して勢いで低反発枕買って帰ってきました。女二人で出かけると無駄遣いしていけねえや。